運動をしたり、ストレスを受けたり、また食事をすることによっても、血糖値は変わりますし、日々そして時間帯によっても血糖値は変化しています。どんなに健康な人でも、食事の後には血糖値は数十mg/dLほどは高くなるのです。このことから、食前の血糖値よりも食後の血糖値の方が、動脈硬化の進行に関係が深いということが研究の結果、分かってきました。また、メタボリックシンドロームの糖尿病予備軍と診断されている人は、食前の血糖値では正常範囲内なのに、食後に測定しますと血糖値が高くなっているのです。なので、市販品としても簡単な試験紙が売られていますので、ご自身が糖尿病予備軍でないかどうかを調べてみてください。
なぜ糖尿病になるのかと言いますと、遺伝的にもともと糖尿病になりやすい体質の人が、食べ過ぎや飲みすぎといった要因で、血糖値が高くなるような生活を送っていると、簡単に糖尿病になってしまいます。また反対に、体質的には遺伝子的背景の無い人の場合には、少々の暴飲暴食では糖尿病は発病しません。ただし、近年の日本人の食生活は欧米化してきて、食べている量が以前と変わっていなくても、脂肪分の多い食事が増えていて、なおかつ運動やスポーツなどをして体を動かさなくなったので、摂取カロリーが過多になってきています。そうしたことから、糖尿病の患者が増えているのです。
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