腎障害・尿路結石・生活習慣病などの合併症
日本全国には、痛風の患者さんが現在約60万人もいると言われています。(厚生労働省調べ)そして、高尿酸血症の患者さんは、その10倍にもなる約600万人もいるそうです。ちなみに高尿酸血症とは血清尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態をいいます。この高尿酸血症の患者さんが、必ずしも痛風にかかってしまうとは限りません。しかし、尿酸値が高いという事は、ある種の代謝障害といえますので、痛風になりやすいといった注意は必要です。高尿酸血症と診断されたまま治療もせずに放置していますと、病状はさらに悪化して、急性関節炎発作が起きた時に「痛風」と診断されてしまいます。痛風はとても痛い目をしますので、その症状ばかりが目にいきますが、本当に怖いのは長期にわたってしまう合併症なのです。その合併症には、腎障害・尿路結石・生活習慣病などがあります。腎障害から、さらに進んで腎不全になりますと、透析の必要がある場合がでてきます。ところが、悪いことに合併症は自覚症状が無いことが多いので、見過ごされがちです。
