メタボリックシンドロームが起因するさまざまな生活習慣病を治すには、それぞれの病気を個別に治療していくのではなく、大元の内臓に貯まっている脂肪を減らすことが大切です。これは、単に体重を減らせばよいという意味ではなく、ウエストまわり痩せるようにすることが大切です。メタボリックシンドロームであることの診断基準は、腹囲(ウエスト)をメジャーで測定した時に男性なら85センチ、女性なら90センチ以上かどうかを診ています。
内臓脂肪を治療するには、食べ過ぎや飲み過ぎには十分に気をつけて、少しでも運動療法などで体を動かし、体に入ってくるエネルギーが余らないようにします。そうしますと、自然と内臓脂肪は減ってきます。この内臓脂肪は皮下脂肪に比べると貯まりやすいのですが、減るのも早いです。ウエストサイズを減らすと、血糖値や血圧などが目に見えて改善されていきます。高血圧とは、血管の中を血液が流れるときに、強い圧力がかかっている状態のことを言います。若いときの血管なら、柔らかくて伸縮性もあるのですが、年齢と共に、血管は硬くなりコレステロールなどが貯まりやすく、血管が狭くなります。これが、狭心症や脳卒中の病気の原因となっています。
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