荻原 友未

定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
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発売日: 2001-04
発売元: 医歯薬出版
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ひとりぼっちを抱きしめてについて誰かから聞いたことはありませんか?もしくはネットや雑誌で見かけたことはありませんか?実は、最近私はよくこのひとりぼっちを抱きしめてのことについて聞かれたり、目にしたりしていました。
私もこの世界に少しは興味があったのですが、なんだか凄く気になりだして読んでみました。「あっ、そうだったの?」「えっ、知らなかった!」といった内容がひとりぼっちを抱きしめてにはいくつも書かれておりました。
書かれていることは決して難しいことはありません。反対に読みやすくて、理解しやすく書かれていると思います。この世界を知りたいなら、このひとりぼっちを抱きしめては必須でしょうね。
1型糖尿病との葛藤の末に
成人病として認識されている2型糖尿病とは別に、突然に、若年で、不摂生とは何も関係なく発症する1型糖尿病。血糖値や食事量を厳密にコントロールしなければならない多大なストレスの中で、いつしか破綻をきたし、過食・嘔吐へと転じてしまった20歳の女性と心療内科医の手紙のやり取りです。現在過食症の女性が増えている、といわれていますが、私自身もその一人です。いろいろと過食症に関する本やネットサイトに目を通しました。その中には、「ストレスの発散方法をほかに見つけよう」とか、「こう考える傾向のある人がかかりやすい」とか。または逆に、過食に悩む女性の気持ちをつづったものなど、たくさんの情報はあります。しかしいざ自分の考え方や行動を変えよう、と思っても、それが独りよがりの判断になっていないか、悩むことが多いです。それに対してこの本は、悩んでいる女性と心療内科医の2者の立場からつづられています。女性の文章に同調し、自分を投影させた後に心療内科医のアドバイス。それがまるで自分に対するアドバイスのように感じられます。「あぁやっぱりそうなんだよね、それでいいんだよね」と確認することが出来るのです。筆者の女性は糖尿病という背景があったけれど、一般の過食症の人と根底にあるものはどこか似ていて、糖尿病の方でなくとも同調できると思います。糖尿病と闘うひとも過食症と闘うひとも、どちらが読んでも心に入り込んできてくれる本だと思います。
